
無農薬栽培で育ったイチゴ |
Q.現在御社では無農薬で作られたイチゴの販売にも取り組まれているとか。
「はい、私がイチゴが大好きでして。以前たまたま頂いたイチゴがとてもおいしくて、
どこでつくられているんだろう?と探してみたら、熊本の農家さんだったんですよ。」
Q.わざわざ熊本に行かれたんですか?
「そうなんです。こちらの農家さんは元々は肥料の研究を20年ほどされていて、
独自の研究で作られた液肥を使って作物を育ててらっしゃるんです。農薬や化学
肥料はもちろん使用してませんので、本当に甘くて果肉もしっかりしているんです
よ。行ってみて本当にびっくりしたんですが、食べだしたら手が止まらなくなってし
まったほどです。」
Q.無農薬で果物や野菜を育てるのは大変なことだと思うのですが?
「もちろんです。最近では、有機野菜とうたわれたものをスーパーなどでも見かける
ようになりましたが有機農法というのは、基準があるにはあるのですが、実際には
農家さんの自己申告に委ねるケースが殆どです。当社では農家さんとの信頼関係
もありますが、まず、土の状態を調べます。土を調べれば、農薬を使っているかどう
かは分かってしまいますからね。さらに、出来上がった作物を調べてお届けしてい
ます。イチゴは糖度が17度以上、よいものになると20度と、イチゴ本来の甘さと果肉
の歯ごたえが実感できるものです。」
Q.昔ながらの育て方、ということでしょうか?
「はい。昔は農薬はなかったわけですよね。それでも作物は摂れていましたし、農薬
を使わないことがあたりまえだったんです。農薬や化学肥料を使用すれば、計画的
に収穫することは可能になりますが野菜本来が持つ栄養価が落ちてしまいます。
昔ながらのものは果物だけではなく野菜も栄養価が高く苦味やえぐみのない本来の
甘さを実感することができるんです。」
Q.しかしそれだけ厳しい育て方ですと、安定した収穫が難しそうですね
「農薬や化学肥料を使用すれば安定した収穫と供給は可能です。しかし、そうすると
味も栄養価も、本来の野菜や果物が持つものからは落ちてしまいます。無農薬で育
てるのは害虫の駆除も大変ですが、自然災害や動物の被害にもあいやすく、収穫
量には大きな変動があります。手間をかけて育てた作物ですし、収穫量も多くはあり
ませんので必然的に単価が高くなってしまうんですね。」 |